2021年3月24日

起床。よく寝た。だが頭はまだグラングランする。今日はココロに栄養を貯める事を目的としたい。眠くなったら寝る。無理は絶対にしない。

 

古賀稔彦氏の訃報に驚いた。53歳。まだまだこれからという年齢だ。癌と闘病していたという事実は知らなかった。平尾誠二氏が亡くなったのも53歳の時。やはり、癌と闘病していたという事実は知らなかった。亡くなるにはあまりにも早い…確かにそう思う。だが両氏の人生は濃密だったのではなかろうか。それに較べて自分の人生のスカスカ感と言ったら…比較する事に意味がない事は重々承知。それでも較べてしまうし、今後の身の振り方を考えてしまう。人生に関して言えば、ガリガリよりもデブであった方がよいと思う。デブな身体はノーサンキューだが、人生はメタボであっていい。「メタボな人生」…コピーとしてダメかしら?…太い人生とはどの様なものなのかを考えさせられる訃報であった。とても素晴らしい、日本を代表するアスリートの一人だと思う。この考えに異論のある人は極々少数である事を願う。

 

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普段使っている日記帳の隙間に絵を描いた。ボールペン一発描き。「上手に描こう」「正確に描こう」といった邪念を全て排除し、写真を見て感じたままに描いてみた。スゲー楽しかった。絵を描いていて「楽しい」と感じたのは久しぶりだった。そもそも「絵を描く」という行為は楽しいコトであったハズ。何でこんなに楽しくない、面白くないコトになってしまったのか。たぶん自分の場合、承認欲求が大き過ぎたのだと思う。とにかくホメてもらうための手段として絵があったので、ホメてもらうには上手に描かないといけない、正確に描かないといけない…そんなプレッシャーを自分自身にかけていたから面白くないだけでなく、苦しさすら感じていたのだと思う。先日実家にて『プレバト!』の録画を観たのだが、しょこたんの描いた鯛焼きの絵がとてもヨカッタのね。ただ上手に描けていただけでなく、「コレたぶん楽しみながら描たんだろうな」と思える仕上がりだったのがヨカッタのね。対称的に光宗薫の絵は確かに上手なんだけど、あまり楽しそうな仕上がりではなかったのよ。異常なまでにディテールと正確さにこだわり、一枚の絵としての「味」や「粋」が消失していた。これは自分の描く絵についても全く同じ事が言えるので、しょこたんの絵がムチャクチャ羨ましかったのは言うまでもなし。しかし、今回ボールペン一本で邪念を排除して描いてみたら、個人的には力の抜けたいい感じの仕上がりになったので「あ、コレなら何を描いても楽しいんじゃないかい?」と思えたので、今まで敬遠してきたモチーフに挑戦してみようと思った次第。「考えるな。感じろ」。ブルース・リーの有名な台詞だが、今まで自分は絵を描く時に考え過ぎていた様に思う訳で、これからはもっとアホになって描く様にしたい。