2020年12月23日

起床。休日。コレと言ってやりたい事がある訳でもなく。やらないといけない事としてお絵描きがあるので、それをやって一日が終わりになりそうな。まだ起きたばかりなので、ふと思い付いた事をやる様にしようかなと。

 

七枚目の絵の全体像の修正。完成がいきなり見えてきちゃったので少し飽きた。それにしても寒い。今日は昨日よりも気温が高いとの事だが、寒い。たぶん外の方が暖かい。ウチの中は本当に寒い。さあ何しよう?プラモデル塗る?

 

プラモデルの塗装作業、した。しかし30分程度行ったところで飽きた。ゴハン食べながら『スティール・ボール・ラン』を読み、食後にお絵描き再開。60分集中して描いたら疲れたので風呂。そして再度お絵描き。結局はお絵描きが今日の主役。集中力が続かなくなったわ。ハンターカブの走行距離が伸びないのう。初回点検は年明けにやってもらおうかと。年末年始にどれだけ距離を稼ぐ事ができるかが鍵だ。

 

何で絵を描いているのかを自分なりに分析してみると、結局は「褒められたいから」という事に尽きる。小学校低学年の頃、ガンプラを箱絵をノートに模写してクラスの奴等に見てもらったらムチャクチャ褒めてくれた。初めて賞状をもらったのが小学三年生の時で、図工の時間に作った紙版画だった事を今でもハッキリと覚えている。その後はコンスタントに図工の授業で描いたり作ったりしたものが出展されては賞状をゲットし、とにかくこれくらいしか褒めてもらえるスキルがなかったので、それを磨くしかクラスの中で生き残る術はなかった訳で。そう考えると、絵を描く「行為」そのものが楽しいという訳ではなく、描いたものをポジティブに評価してくれる「状況・状態」に満足感を得ているという事が理解できる。今描いている絵に関しても基本的には同じ思考で作業を進めている。だから作業していてある程度の時間が経過してくると飽きるし辛くなってくる。それでも何とかして描き進めるのは、褒めてもらいたいからだ。しかし、毎回確実に褒めてくれる保障はない。自分ではコントロールできない事柄だから。頑張って褒めてもらえる様な絵を描く様に努めてはいるが、思っていた様なリアクションが得られない時もある訳で。そう考えると、自分にとって「お絵描き」って一体何なのだろう?…と考え込んでしまう事が、それなりにある。好きでやっている行為ではなさそうな。それでも「上手に描ける様になりたい」という欲はある。それを通り越して「好きな様に描ける様になりたい」という風になると、かなりニュアンスは変わるのだろうな。今の自分の描き方には自由がない。むしろ束縛感の方が強い。だからなのか、完成した絵に愛着・執着は全くなく、手元に残っている作品はほぼ無し。欲しい人にいくらでもバラ撒いている。もっと自分で「コレは誰にも渡さないぞ!」と思える絵を描く事ができる様になりたい…とは思うのだけど、果たしてなれるのかねえ?…岡本太郎はかなりの作品を手放さなかった事で有名だけど、そこまで自分の描いたものに執着する事ができる人が、ある意味で羨ましいと思う。その様な絵を描く事ができた時、本物の「絵描き」になったと言えるのではなかろうか。今の自分は自称「絵を描く事が得意な人」でしかないわな。そんな事を思いながら今日も寝る時間となった訳で。あまりいい休日だったとは言い難い。年末年始の休暇は有意義に過ごしたい。過ごすぞ。