2021年1月1日

起床。寒い。でも風は吹いていない。今日はさすがにハンターカブに乗ろうかな。いいかげん距離を伸ばしておかないと初回点検に行けないし。でも点検のために走るのは嫌だ。普通に楽しむために走る。

 

何だかとってもヤル気レス。現時点でハンターカブには乗っていない。風呂に入って冷えた身体を暖め、ポテトチップス食べながら読書している。生産性のカケラもない状態。新年早々そんな状況。それをダメだと思っていない自分。今は虚しい気分に支配されている。特にやりたい事が思い浮かばないので、昼寝でもしてみようかと思案中。ダメでもいいんじゃない?

 

何となくAmazonでシューズの検索をしていたら、アシックスの安全靴でBoaクロージャーを搭載したミドルカットのモデルがある事を知り、これってオートバイ用のシューズとして最適なんじゃないの?…と思い、とりあえずお気に入りに入れておいた。明日イノヴェイトのシューズが到着するので、それを履いてから検討する。楽天ポイントで購入するという手段があるので、とりあえずは待つ。コレだから靴は面白いんだよなあ。

 

散々Amazonでシューズ検索していたら、少し歩きたくなった。ちょっとばかり遅い時間だけど、実家まで歩こうと思う。重い靴を履いて。ついでだから久しぶりにウォーキングポールも使おうかな。

 

帰宅。久々のノルディックウォーキング。外に出たら家の中よりも温度が高くて快適だった事にガッカリした。なので基本的にコンディションのよい状況で歩く事ができた。普通に歩くよりも上半身を使う(使わされる)ので結構汗をかく。運動量としては丁度よい感じ。そしてこちらも久々のハンターカブ。ちょびっとだけ乗ってみた。操縦する事に関しては慣れた。しかし、慣れてきたという事は、物足りない部分も出てきたという事であり、それを今回は確認してみた。やはり「伸び」が足りない感じがする。普通に走っている分には特に文句はないのだが、少し加速したいと思った時の一伸びが足りない。ややもたつく感じ。そしてサスペンション。結構跳ねる。もう少しソフトな方が好み…なのだが、これは荷台に荷物を乗せる事を前提としたセッティングになっている可能性が高いので、変にいじくるとバランスが崩れてしまうのかもしれない。だが自分は既にナイトロンのリアショックを購入済みなので交換は決定的。調整項目が増えるので、ある程度は自分の好みのセッティングにする事ができるかもしれない。バクチ要素はそれなりにあるけれど。そして乗車姿勢にもやや不満が。ハンターカブのライディングポジションは誰もがストレスなくラクに乗れる様にセッティングされていると思うので、基本的にはよくできている。しかし、ラクであれば楽しいという訳ではない。ロードバイクはドロップハンドルなので、自転車の乗車姿勢としてはストレスのかかる姿勢を強いられる。決してラクではない。しかし、あの姿勢だから楽しいのだよ。あの姿勢に慣れてしまうとアレしか考えられないくらいにイケてる姿勢なんだよ。つまり、ストレスがないのがストレスになるんだよハンターカブは。もう少し「スポーツ」を感じさせる部分があると楽しくなるのかもしれない。自分はまだハンターカブをアスファルトの上でしか走らせた事がない。ひょっとしたら、悪路の上を走らせたら、印象が変わるかもしれない。明日も走らせる予定。もう少し長い距離を走り、ハンターカブと対話をしてみる。まだ自分は深みを知らないだけかもしれないので。それでもスポーツライクな走りを体験できそうなマシンが一台欲しい。置く場所があれば即座に買っちゃうんだけどねえ…気になっているのはスズキ.ジクサー250SF。価格とクオリティと維持費のバランスが絶妙なマシンだと思う。エクスターカラーが狙い目。相変わらず自分は物欲しかない。もっとハンターカブに乗ってから考えてもいいよなあ。実家からウチまで再びノルディックウォーキングで帰宅したのだけど、今日は月と星が抜群に綺麗だった。暗い時間に歩くのも悪くない。

 

で、ノルディックウォーキングが、今の自分にはとても丁度よいエクササイズであるという事が判明。今の時期ランニングだと少しメンドクサイし、走った後にバテ感が残っていてその後に何もヤル気が起きない。夏場であれば問題ない。ただのウォーキングだと上半身がおろそかになるし、最悪ポケットに手を突っ込んで歩く可能性もある。それではダメだ。なのでノルディックウォーキング。ランニングだとそれなりの格好をしないと気分的に上がらないのだが、ノルディックウォーキングであればジーンズでも大丈夫。ウエアのハードルが一気に下がる。負荷を増やしたければアンクルウエイトを足首に巻けばよろしい。靴はいつものランニングシューズで十分だし、今日は超久しぶりにキャラバンの登山靴を履いてみたけどソレでも問題なし。要は普通に歩く事ができる靴であれば何でもよろしい。そして運動量が適度なのもイイ。そこそこ汗かくけど大量ではない。ランニングよりも呼吸がしやすい。ウォーキングポールを使うのが結構楽しい。上半身の筋肉をしっかりと使う事ができるのも美点。何より、エクササイズ後にヘロヘロにならないのが素晴らしい。適度に交感神経を刺激してくれている感があるのでヤル気が沸いてくる感じがするのもイイ。寒い間はコレで行きます。ランニングは億劫なんだよ。厚着して走りたくないし。なので、厚着しても問題なくやれるノルディックウォーキングで新年の冬は乗り切る事にした。少しでもカロリーを消費する手段を増やさないとイカンのでね。

 

そう言えば、昨年は山に一度も行かなかった。キャンプも一回だけだった。今年はアウトドアホビーを楽しむ機会を増やしたい。ハンターカブという移動手段を入手したのだから、それを活かさないのは勿体ない。道具を使うために遊ぶ機会を設定するのは間違った方法かもしれないが、何が正しくて何が間違いなのかといった議論はとりあえず無視。ただ楽しい事をやりたいだけなのだ。道具は「手段」であるべきで「目的」であってはいけない…なんてのはどうでもよろしい。道具が「目的」であっても別にいいではないか。自分が自動二輪免許を取得したのは「オートバイで見知らぬ土地まで走ってみたい」と思ったのではなく「ハンターカブに乗ってみたい」と思ったから。見事なまでに道具が目的と化している。なのでアウトドアホビーを楽しむ時も「この道具を山で(またはキャンプ場で)使ってみたい」というケースがほとんど。それでいいのだよそれで。楽しみ方に正解はない。間違いもない様な気がする。そもそもこの世に正解なんてあるのか?間違いは本当に間違いなのか?人間が勝手に決めたルールで運営されているだけなので、そのルールにおける正解と間違いは存在する。だけどヒトを殺すと罪になるのに、牛や魚を殺して食べても罪にはならないってのは、冷静に考えるとオカシイ訳で。人間のエゴでルールは作られているという事だよな。神も人間のエゴが作り出したアイコンでしかないでしょ?…なので、楽しみ方も人それぞれ。自分は道具を目的にして様々なホビーを楽しむタイプである事は間違いない。だけど、そのタイプが間違いだとは思わない。それだけの事。こんなどうでもいい事を考えていたら眠くなったので、寝る。明日の朝は『木梨の会。』を聴こう。