2020年12月13日

起床。9割方戻ってきた感じ。まだ声が少しオカシイ。よく寝た。とりあえず絵の続きを早速やろうかと。

 

服の皺の複雑な箇所を描き切った。コレでたぶんメンドクサイ箇所は潰した筈。あとは坦々と画面を埋める作業。少し休憩。

 

ハンターカブ乗った。20km程度。目的地を決めずにノンビリと。それでいてサスペンションやエンジンのテイストを確認しながら。ノーマル状態。これはコレで十分味わい深い仕上がりになっていると思う。しかしカスタムパーツを使ってみたい。完全に興味本位。そのカスタムパーツがアカンかったらノーマルの部品に戻せばよろしい。後続車に煽られた時にイマイチ伸びない感じがしたので、それが改善されるといいかなと。

 

夕飯食べながら高城剛氏の著作を読む。ここに書いてある事が真実であるなら、本当に日本という国はクソでしかないな。だからと言って海外も結構クソだな…って思ってしまう。考える事がムチャクチャ増える。頭の中がカオスになる。しかし、読み進めるのが全く嫌にならない。そのクソっぷりをもっと知りたくなる。しばらくの間は氏の本を読むだけでメシのおかずになりそうだわ。キリのいいところで読書を中断。食後に絵を少し進めた。最近、描く事が少しだけ「楽しい」と思える様になってきた。感情の湧かない「無」の行為であったものが、「苦」の時期を乗り越えて「喜」もしくは「楽」になってきた感あり。精神が整う様な感覚すらある。瞑想の様な行為になりつつあるのかな。音楽やラジオを聴きながら作業している訳ではない。むしろ音のない環境で描いている。紙と向き合い、地道な作業で画面を埋める。「表現」したいものがある訳でもない。自分の場合、むしろ「再現」に近い。納得の行く絵が仕上がればそれでヨシとしているので、そこにはメッセージ性はないし、尖った表現もない。ただの絵がそこにある…といった具合。面白くも何ともない、箸にも棒にも引っ掛からない一枚の絵が目の前に完成する。そんな一枚であっても喜んで受け取ってくれる方がいらっしゃるのがありがたい。なので自分は「表現」しない。「没個性」と言えば確かにそうだが、個性がないのも個性。そんな絵があってもいいじゃない。使い古された言い回しに「コダワリがないのがコダワリ」ってのがあるけど、ソレと同じ。そんな絵でも額に入れて飾ってくれた方がいる。記念品として受領してくれた方がいる。感謝状として採用してくれた方もいる。Twitterで紹介してくれた方もいる。大事にしてくれていると思うと、マジメに描こうと思える。ムダな努力は確かにムダなんだけど、ムダではない。眠くなったので寝よう。明日は自転車で職場に行こうと思う。