2020年12月6日

起床。11時間程度寝た。少しだけ調子よい。やはり睡眠時間は重要だという事だ。睡眠時間が少ないと、明らかに疲労感が抜けない。これは免疫にも関わってくる事だと思われ。寝る時間が少ない人は感染症にも弱いのではなかろうか。イヌやネコが感染症で大量に死ぬという話は聞いた事がない。奴等は寝るのが仕事だったりする訳で。イヌやネコが人間の様に移動や交流が豊富な動物ではない事は承知の上。それでも圧倒的に少ないじゃん。やっぱり現代人は寝不足なのだと思う。外出が制限されている今の世の中、家にいる間にムチャクチャ寝ておけばいいのではなかろうか。変に起きているからイカンのだよ。自分もこれから風呂入って洗濯したら、再度寝る。昼頃に目が覚めればいいや。そうしたら自転車屋さんに行く。

 

起きた。まだ調子よくない…よくならない。寝る直前に結構な量食べた筈なのに、既に腹が減っている。風邪の時のエネルギー消費量は半端ない。食欲がなくなっていないのは良い。これで食欲が減退していたら、それこそ回復の芽が少ない事を意味している訳で。少し落ち着いてから自転車屋さんに行ってみる。五枚目の絵も描き始めないとイカンよなあ。

 

近所の自転車屋さん、行った。早速リアホイールを見てもらったら「あ、コレ、ホイールが壊れている可能性ありますね。外れてはいけない部品が外れちゃっているので」との事。なので購入したお店で診てもらった方がいいですよ…だって。これはそこそこ時間とお金がかかりそうな案件だなあ。場合によっては新しいホイールを買うハメになりそうな。だからと言ってこのままドマーネALRを廃車にしたくはないし、これからも大事な移動手段として活躍してほしい訳で。なので今度の水曜日、コイツを購入したお店に持ち込む予定。今から行っても別にいいんだけど、少しでも体調を回復させてから行きたいので。今日はもうグロッキーでございます。しかしまあ余計な出費がかさむなあ。通勤には再度8500に活躍していただくという事で。この8500も購入してから既に15年以上経過しているので、そろそろフレームを交換したいという欲求・欲望もあり。それこそやはり15年くらい前に知人にヤフオクで3万円程度で落札してもらったzion853EBBという、レイノルズ853のパイプを使用したフレームが眠ったままなので、いいかげんソレを試してみたいのよ。レイノルズ853…憧れのスチール素材である事は間違いない。カーボンはやや食傷気味。チタンは人生で一度は乗ってみたいけど、ゲロ高い。そうなると消去法的にスチールとなる訳だが、レイノルズ853だけは別格。お向かいに住んでいるクリーニング屋さんのご主人も自転車趣味をお持ちなのだが、最近乗る時間がなかなか作れないという事で、何台か自転車を手放した。しかしロッキーマウンテンのレイノルズ853を使用したリジッドフレームのMTBだけは手放さなかった。「コイツだけは特別なんだよ」。その一言には重みがある。それだけこの素材は特別なのだ。そんなフレームをずっと納戸に放ったらかしにしていた自分。そろそろ自転車のカタチにしてやってもいいんじゃない?…そんな事を、ふと思い出した次第。なのでドマーネALRの修理の時に、その事も自転車屋さんに相談してみようかなと。ただ、最近の自転車屋さんって他店もしくはネットで購入したフレームや部品の組み付けをお断りしているところも多いので、それだけが懸念材料ではある。8500とドマーネALRを購入したお店は同じお店である事がポジティブ材料ではある。相談するだけならタダなので、とりあえずお話はしてみるけど。しかしほんとうにお金が消えるなあ…ま、必要な出費だし久しぶりに自転車にお金をかけてみるのも悪くはあるまい。ハンターカブに結構な金額を投資している最中ではあるが、自転車も自分の人生において重要な役割を果たしているし、これからもお世話になるのだ。ないがしろにする訳にはいかない。そして「人生とはムダの集積である」という見解を得た今の自分にとって、これは明らかにムダの多い行為である事は理解している。世の中には「シンプルな人生」を説く本が数多く出回っていて、それによる恩恵も理解していない訳ではない。しかし、果たしてそれで本当に面白い人生を全うする事ができるのかというと、自分の場合は「それ、面白くはないよな」と考えてしまった訳で。「モノを減らしてシンプルな生活を」と謳っているそれらの書籍は現代の大量生産・大量消費の社会に対してのアンチテーゼである事はワカル。その様な生活の方がお金もかからないし、余計な手間も少ない。つまりは「ムダが少ない」。しかし自分は生きている事そのものがムダな事だという見解に至ったので、だったらムダな事をもっとたくさん経験した方が人生が豊かになる…という結論に至った訳で。現在の自分にとって真にムダと思える行為は「テレビの視聴」だけ。それをしている時間があるなら、もっと他のムダな事に時間を投資した方が絶対に面白い筈。企業の広告を見せるためだけに作られたコンテンツを眺めている暇なんてないのだよ。だったら読書するし絵を描くしプラモデル作るしハンターカブに乗るし自転車に乗るしアウトドア遊びをするし…あ、テレビを「観る」事はごっついムダだと思うけど、テレビ番組を「制作する」事ポジティブなムダだと思っているよ。過去にテレビゲーム業界に在籍していた経験から、ゲームを「遊ぶ」行為に今は魅力を感じていないし真のムダだと断言できるがゲームを「作る」行為はやっぱりポジティブなムダだと考えているよ。ま、人によって価値観は違うのでテレビを視聴したりエレクトリックゲームで遊ぶ事を否定はしない。ただ、自分の中の行動規範としては否定する。それこそテレビ観ているくらいなら寝た方が全然イイ。睡眠は必須のものであり、エンターテインメントでもある。寝るのは気持ちイイからねえ。気持ちイイ事はエンタメである…これは自論である。自転車は気持ちイイ。だからエンタメ。そのエンタメのためにお金と時間を割く。ソレでいいじゃない。ドマーネALRに乗る事はエンタメ経験なのだ。それが損なわれると気持ち悪いのだ。だから修理に出すのだ。放置していたMTBフレームを自転車のカタチにする事も、新しい体験を獲得するための投資だと思えば悪くない。このままただのゴミにするのも嫌だし。そんな訳で、今度の水曜日はハンターカブの距離稼ぎはせず、自転車のために時間とお金を使う。今月も出費覚悟。貯金を少し崩す覚悟。「将来の不安」より「目の前の問題」の解決が重要である。納得感のあるお金の使い方ができていれば問題ないぜ!

 

ネットや雑誌のオートバイ関連記事を読んでいると、あれもこれもと欲しくなる。そんなに簡単に買えるほどの財力と稼ぐ力も持ち合わせてはいないのだが、記事を読んで妄想するだけならタダだ。「禅」に関する本を読むと「妄想」は悪でしかない…といった論調を目にする。結局は絵に描いた餅でしかないと。それでも自分は妄想をヤメる事はないと思う。妄想は、人間に与えられた特権でもある。イヌやネコが妄想する可能性もあるけど、それよりも高度な妄想をヒトは行う事ができる訳で。そんな妄想を利用した「イメージトレーニング」なるものも科学的に研究されているし。なので、買えもしない高級大型オートバイのユーザーになった気分で読む記事はとても楽しい。今はハンターカブで満足してはいるが、一度はリッターバイクに乗ってみたい。今気になっているのはホンダのレブル1100。ハーレーには興味ないがレブルは良さそうだ。電子制御系も充実しているし、DCTモデルがラインナップされるという事で変速のストレスから解放されるのも嬉しいじゃあないか。クルーズコントロールも標準装備。まだ高速道路で走った経験はないけど、この様な装備があれば高速道路も快適なんじゃない?これでグリップヒーターも標準装備であれば100点満点だったのだけど、まあオプションだろうな。純粋なアメリカンタイプのオートバイよりもハンドルが切れるらしいので、スポーツライクに乗る事もできそうだ。デザインもイイ。このパッケージで110~120万円くらいであれば十分に手が届く範囲。赤いヤツがカッコよかったぞ。なので買うなら赤だな…なんつー妄想を延々と行う事ができる自分。ムダだねえ。ハンターカブで70km/h出しただけでビビっている自分。更にムダだねえ。このムダの集積がいいのよ。そんな自分でもハンターカブで70km/h出した時にパワー不足を感じてしまい「やはりそれなりに排気量のあるヤツに乗らないとイカンか…」と思ったのも事実。いきなり買い換えるのは現実的ではないし、そもそもハンターカブをまだまだ使いこなせていないので、しばらくはコイツで勉強させてもらう。初回点検までの間にもう少し距離を稼ぎ、たぶん今週中には注文したスポーツカムシャフトが到着するので、点検ついでにカムシャフトをインストールしてもらい、少しでもいいのでパワーアップを図ってみようと目論んでいる次第。『モトチャンプ』の記事を鵜呑みにしたパーツ交換チューンだけど、やらないでいるよりもやってみた方が楽しい。結果的に大した事のないチューンであったとしても、やってみる事に意義がある。最初はマフラー交換を企画していたのだけど、せっかくのナイスデザインが変わってしまう事に抵抗があった。そんな時に目に飛び込んできたカムシャフト交換によるパワーアップ記事だったので、迷う事なく「コレはやらねば!」と即決。そんな企画を今月中には敢行し、年末年始休暇を利用して体感・体験してみようと。しかしその前に、早いトコ風邪を治さないとイカン訳で。でないと自転車もハンターカブも楽しめないし、絵を描く気力も萎えてしまう。勿論プラモデルもだ。なのでまた寝てみようかなと。寝るのが最高の回復手段だと思われ。

 

…そうそう、走りが劇的に変わるとは思っていないのだけど、ナイトロンのリアショックも気になってはいるのよ。あのゴールドの部品にターコイズのスプリングがとてもカワイイ。見た目をカワイくするためだけに欲しい。その見た目のためだけに10万円を投資するだけの価値があるのか否かが選択の分岐点。以前、ドマーネALRのフロントフォークをlaufのリーフスプリングのものに交換した時は迷いがなかった。そのインパクトのあるデザインが気に入ったし、実際に走ってみても性能に文句はなかった。立ち漕ぎしても過度なピッチングモーションが発生しないのに感動した。なので、サスペンション関連の部品交換はそれなりにスペックアップに繋がる事は理解している。だが基本的にはデザイン重視のパーツ交換なので、超自己満足の世界。しかも10万円。二回目の定額給付金があれば迷う事なく購入するのだが、さすがに今の自分の財政事情では躊躇する。それでもムダの積み重ねを行う上ではナイスなアイテムの様に思える。世間的にインストールしているハンターカブユーザーの数が少ないと思われる事情もプラスに機能する…こんな感じで理由えを列挙していると、前向きな要素の方が多い様な気がしてくるから不思議だ。ウチの中でとっ散らかっている書籍類を売却して少しでもお金を作ってやれば購入可能かもしれない。以前にも駿河屋にゲーム基盤やトイ関連のものを大量に売却したら結構な額で買い取ってくれたので、今回もその線で処分を行えば10万円くらいは工面できる可能性がある。これは自分企画として面白そうなので、ムチャクチャ前向きに検討してみるべし。調整機構付きのダンパーというだけでハンターカブ遊びの幅が広がる可能性もあるし。さあこれからどんどんお金が飛ぶぞ。今を面白がらなくてどうするよ?

 

寝てばかりいるけど、少しでもいいので「何か」が進んでいる感覚を得たかったので、五枚目の絵に着手。不思議なもので、絵を描いている間は咳が出ない。普通にしていると咳に苦しめられるのに、目の前の物事に集中している時は平気。体調が悪くても、やれる事はやっておいた方がいいという事なのかもしれない。一時間程度しか作業していないのだが、想定以上に進める事ができたので結果オーライ。もっともっと描く必要がある…そんな事も実感。上手くなる必要性は感じていない。それより、自身で納得の行くものが描き上がればそれでよし。それこそムダな納得ではあるのだが、それがいいのだ。人生は究極の暇潰しなのだから、ムダな事に注力する事こそが全て。惰性で暇潰しをするのは面白くない。野球の選手が日々行っている「素振り」という動作。人生や社会においては全くのムダとも言える作業。しかし彼等はそれを坦々と、それでいて一振り一振りに注力しながら行っている。それがいい。ムダの積み重ねが人生。毎日が「素振り」の様な生活が、今の自分が考えている理想的な生活だ。自分が絵を描いても社会や世間にとってはムダな行為でしかない。絵を描く事に意味や意義を見出だす事もムダ。だからこそ、描く。これは自身の納得のための作業でしかない。たまたま依頼をくれた方のために描く…という体裁を取ってはいるが、個人的な興味で引き受けたに過ぎない。勝手に描かせてもらってはいるが、それで自身が納得できるものを描く事ができれば成功。依頼主が喜んでくれたら、それはオマケ程度のものでしかない。「今」の自分がやれる事を、目の前にある紙に注ぎ込む。それだけでよろしい。利益は完成した時の達成感。それだけでよろしい。少し食べるか。そして寝る。明日の朝、快適に起床する事ができるといいなあ。