2020年2月11日

まだ3時台だというのに起床。頭の中を、最近の話題がグルグルしていた。

 

コービーの事故による突然の死という悲しいものから、エガちゃんの動画という楽しい話題も。コービーとエガちゃん。共通項のない二人かもしれないが、どちらも猛烈に生きている(いた)という事では通じている。無駄に生きてきた訳ではない。自分はどうだろう…無駄な人生を過ごしていやしないだろうか。たとえ世間にバカにされても、もっと熱く、暑苦しく生きる事ができるのではないだろうか…そんな事を漠然と、モヤモヤした頭の中で考えながら目が覚めた。

 

いくら長生きしても無駄に生きていたら、それは空虚な人生でしかない。たとえ短くても密度の濃い人生であれば、実はそっちの方が有意義なのではないだろうか。エガちゃんは伝説残す為に生きている。コービーは本物の伝説となった。この世に爪痕を残す事が全てではないけど、何かしら自分の中に「やりきったぞ」と思える出来事があれば、それで十分に価値のある人生と言えるのではなかろうか。そう考えると、豊かさ…まあ簡単に言えばお金だわね…だけを追求するのはとても面白くない事な訳で。採算を度外視してでもやりたい事があるのであれば、それを追求した方が実りのある生活ができるのではなかろうか。そんな事を布団の中で考えていたら、起きずにはいられなかった。

 

とりあえず自分は、今日と明日で連休なので、有意義な時間を過ごしたい。やりたい事をやる。世間のニーズに応えるのではなく、自身のニーズを満たす為に時間を使う。お金も少しだけ使う。やりたい事の為に使う。

 

ノムさんが亡くなったという報道を見た。物凄くショックだ…野球関係の著名人で唯一サイン…と言うか直筆の葉書をいただいたのが野村克也監督であった。地元の街に講演会で来られた時に、無礼を承知の上で鉛筆で書いた絵をお渡ししようと思い、その講演会のスタッフの方にお尋ねしたところ、絵をお渡しするついでに連絡先を訊かれたのでお伝えしたところ、その二日後にノムさんご本人から葉書が届き、達筆過ぎるその字を見て「これは間違いなくノムさんの字だ」と確信。とても律儀な方で、ファンの存在を大切にしてくれる本物のプロ野球人なのだと心底感動した事を、今でも鮮明に覚えている。それにしても先月のコービーに引き続きスポーツ界の伝説的スターがこの世からいなくなってしまうとは…本当に、辛い。人生は長い様で、実はかなり儚い。この事実を昨年の夏から突き付けられている。

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ご冥福をお祈りいたします。

 

近所にあるビバホームの画材コーナーに買い物に行ったのだが、そこに来ているお客さんのほとんどがマスクを着用しており、一種異様な雰囲気だった。日本という国はこんなにも脆弱なのかと、少し悲しい気持ちになった。「右へ倣え」精神が浸透しているとも言える。マスコミによる情報操作が簡単に行える国でもあるのだなと。そもそも新型肺炎罹患率は現時点において交通事故の遭遇率よりも低い。そして皮肉な事に、インフルエンザの罹患率が例年よりも低いという。つまり今までは基本的に流行感染症に対して皆が何もしておらず、国もワクチンの出荷量をコントロールする程度の事しかしていなかったという事だと思うのだ。自分はマスクがキライなのでしない。そもそも今の自分は健康なのでマスクしない。マスクは不健康な方々がするもの。それにマスクを大量に消費する事によってゴミが増える。世間の騒ぎっぷりが不思議でならない。とりあえずラッカーとエナメルの塗料をそれぞれ4本、ステッドラーの鉛筆を5本、練りゴムを1個購入した。

 

ワークマンで買ったメリノウール製のソックス。早速履いてみたけど、今のところ、とてもスゴイ。足が冷えない。冗談かと思うくらいに冷えない。つまりは暖かい。これは明日追加で購入しないとイカンな。これだからワークマンは凄いんだよ。今日は女性のお客さんも目に付いた。それだけ注目されているという事か。アノラックパーカーのデザインはとてもよいと思う。しかも安い。とりあえず4足追加で買うよ。それだけの価値はある。

 

で、結局、今日は手を動かす事なく終了。午後はずっと読書。得るものが沢山あったので十分過ぎるくらいに充実した一日であった。ただひとつ、ノムさんの訃報だけが本当に悲しい。明日は悲しい出来事のない一日であってほしい。寝る。