2019年8月29日

起床。今日も朝から虚しさが襲う。

この、希望のない感じがすごく嫌だ。いつもと同じ一日が始まり、たぶんいつもと同じ様に終わる。そんな予定調和な日々が続くと思うと、本当に虚しく思えてくる。何かを変えないといけないと、いつも思う。しかし、何も変わらない。最近変化があったと実感したのは体重が4kg減った事くらいか。

 

少しずつでもいいので、現状に抗いたい。

なので今日は通勤に出るまでの間、模型に触れる。物事が少しでも前に進んでくれれば、そこには変化が現れる。何もしないで変化だけを望むのは都合がよすぎる。模型が完成すれば、少なくとも達成感は得られる。早速、手を動かす。

 

イエサブ35SAFSの基本塗装が終わった。こんな程度の作業であっても、何かが前に進む事は嬉しい。これから通勤の準備を行い、職場へ行く。相変わらず足が重い。いつもの一日が始まる。

 

帰宅中、自転車に乗っている時に、ふと思った。

京アニで働いていたアイツがいなくなり、自分が生きているのは何でだ?…世間の需要というものを考えた時、いなくなっても支障がないのは自分の方ではないか。アイツには代わりが存在しない。自分は取るに足りない存在である。路傍の石である。それでも自分が生きている。イヤ「生きている」ってのはおこがましいな。「生かされている」というのが正しい様な気がする。自分の存在をとても小さいものだと感じたのだ。

 

それでも、命を無碍に扱う事は出来ない。どうせ生きているのであれば、生かされているのであれば、納得して死ねる様に努めよう。他人の人生を生きるのではなく、自分自身の人生を生きたいと思う。人様から見て大した事ではなかったとしても、自分にとって大きい意味を持つ事がしたい。そんな事を考えた。具体的にナニをしようというのは今はないのだけど、とりあえず、やれる事はやっておくべし。その上でやりたいと思える事に出会う事ができればいいな、と。