2019年8月27日

昨日ぶつけた肩が痛い。

とりあえずアイシングする。昨日もした。アイシングを信用している。色んなケガをこれで治した。病院は不要。無駄に病院に行く輩が多過ぎる。だから日本の医療費は下がらない。こんな事を書いている自分自身が医療機関で働いているのは皮肉でしかない。

 

毎日の様に来院する患者がいる。

「患者」と書くのもおかしい話で。だって別にどこも患っていないのだから。あえて患っている箇所があるとすれば、それは精神だと思う。「自分は病人である」と思い込みたいのだと思う。病んでいる理由としてはある意味十分。

 

生活保護受給者の患者もタチが悪い。

タダだからって、マッサージ屋の様な利用の仕方をする。自身でケガや病気を治す努力をしない。少しの努力で大きな効果が得られる方法があるのに、それを実行しようとはしない。スマートフォンを持っているのに、調べようともしない。自分よりも情報収集する環境がリッチなんだよね最近の生活保護受給者は。自分、携帯電話を持っていません。あんなに高い利用料を毎月支払うのはキツイ…話がそれた。なので、面倒かもしれないけど、受診する度に実費を支払い、後に手続きを踏んで返金をする様なシステムにしないと、医療費は高騰するだけでしかないと思われ。それでも行政はメンドクサガリなので、たぶん実現性は低い。

 

朝、職場の中で虫を発見。ゾウムシだった。生まれて初めて実物を見た。興奮した。

それこそ写真集を買ったくらい、好きな虫。魅力的なそのフォルムに圧倒された。捕まえたら暴れるのかなと思ったら、とにかく大人しい。微動だにしない。しばらくずっと眺め回した。今日はとてもいい日になりそうな気がした。

 

しかし。

帰宅してインターネットのニュースを見る。京都アニメーション放火事件で犠牲になった方々の名前が全員公表されていた。

以前勤めていた会社で自分の部下だった奴の名前が、そこにはあった。

あまり見たくはなかった。生きていてくれればそれでいいと思っていた。しかし、そこに名前を見つけてしまった。嫌な鳥肌が立った。

 

世間的には名前の公表は必要ないという流れが出来ていたと思う。でも自分は、それではいけないと思う派である。今の時代ではマイノリティになるのかもしれない。公表されないと、後で京アニの新しい作品が公開された時、間違い探しの様にスタッフロールに名前の掲載されていないスタッフを探して晒す輩が絶対に出て来る。それは奴らにとって「遊び」であり、世間の耳目を集める為に行う「プロモーション」になる可能性もあり、その様な行為は封じ込めないといけない。

 

そして自分は、とにかく公表を待った。安否を確認するために関係者に連絡することも、やろうと思えばできた。でもそれはやってはいけないと思った。公表を待ち、更に世間のほとぼりが冷めるまで待ち、それから改めてご本人の供養に伺おうと考えている。今日はとても悲しい一日となってしまった。心の底から悔しい。