2020年8月4日

起床。昨日Youtubeで観たハスクバーナ・ヴィットピレン701の走行シーンがカッコよすぎて忘れられない。大型免許を取得して乗るならコイツだ!…と、直感的に思った。まあそれでもロイヤルエンフィールドのヒマラヤンも魅力的ではあるのだが。その前にハンターカブが控えている。コイツも走行動画を観る度に「ああ、カワイイなあ」と思ってしまうので、早く乗りたいは乗りたい。ホンダドリームの店員さん曰く「今月に結構な数、入荷する予定です」との事であったので、ひょっとしたら9月頃に入手できる可能性アリ。そしたらハンターカブに乗って教習所に通うという事も可能になる。妄想するだけで楽しい気分になる。

 

何でこんなに自動二輪が気になる様になったのか。自転車が嫌いになった訳ではない。しかし、最近の自転車には個性がない。大手メーカーはコンピューターを使用して最適な形状を解析・分析している。その結果、どこのメーカーも似た様なデザインとなってしまい、とにかくつまらなくなった。ハイエンドモデルの素材はカーボン一択となり、エアロ形状を売りにしたフレームは、シルエットだけだとどのメーカーも大して違いはない。速い・軽いだけが自転車の面白さではなかったハズだ。グラベルロードも最初の頃は面白かったのに、今ではやはりロードバイクと同様、没個性化してしまった感がある。だが自動二輪は、自分の目には新鮮に見えた。明らかに個性的なモデルに溢れている。メーカー独自の哲学があり、美学もある。好きなデザインではないが、KTMのオートバイには独自性があると思った。BMWはあの横に張り出したエンジンが特徴的だし、カワサキと言えばあのライムグリーンだ。ドゥカティも赤が印象的だ。ハーレーも見れば一発で分かるデザインだし、インディアンの鉄馬チックな見た目はすごくインパクトがある。速いだけの車体は少なく、むしろ「味」や「趣」を大事にしている感がある。最近の自転車が失った「感性」を自動二輪は持っている様な気がするのだ。趣味性という意味でも自転車は限りなくシリアスでシビアなスポーツになってしまい、「遊び」の部分が減ってしまった様に思う。自動二輪には確実に「遊び」の要素が残されている。スペックだけが正義である最近のロードバイクとは違い、遊べる幅が広く、そして深いと感じた。だから面白いと思ったし、まだまだ下手っぴだけども、免許を取得して実際に乗ってみたいと思った訳で。自動車免許を取得した時、自動車への愛はほぼ無かった。だからいまだにペーパードライバーの域を出ていないし、乗りたいとも思わない。「コレに乗りたい!」と強烈に思える自動車がない…という理由もある。今後、マイカーを所持する事はないと思う。しかしマイオートバイは欲しい。確実に欲しい。現時点で乗ってみたいと強烈に思える車体がいくつかある。雑誌やネットの記事を読んでいて、興味深いと思えるオートバイがたくさんある。この世界は没個性化する事はないと思う。スペックだけが全てではない世界だと思うから。今後も自転車には乗る。しかし以前の様に深入りする事はないと思う。トレーニングの一環として、そして移動手段として機能する事になるだろう。昔はもっと面白い世界だったのになあ…。明日も朝早くから色々とやる事がある。なので寝る。