2020年7月18日

あれから一年経過した。あの事件から『令和』という時代が混沌としたものになっている気がするのは、自分だけではないと思う。令和になって最も嬉しかったパブリックなニュースは八村塁のNBA入りくらいしか思い浮かばない。それ以外はネガティブなニュースしかない。今年も半分を経過したけど、明るい話題は見えてこない。だからこそ、自分自身くらいは前向きな姿勢でいたいと思う。それでも、あの悪夢の様な事件の事は忘れない。忘れてはイカン。犯人にはそれ相応の罰を与えてほしい。死をもって償っても償えないと思え。地獄に落ちろ…こう考えても文句はあるまい。オブラートに包んだ言葉なんか出さない。存在自体がクソな野郎だ。この様な言葉を発しても、事件で亡くなった方々が帰ってきてくれる訳ではない事くらい、自分でも理解している。でも言いたいので、ここに書いてみた次第。今日という日がよい一日であります様。

 

衝撃が走った。こないだ実家で両親と一緒に『世界一受けたい授業』を観たばかりだというのに。三浦春馬が死亡。自殺との報道。日本中を取材し、日本のモノ作りの凄さを紹介していた姿に「今時の俳優さんにしては珍しく、シブくて意義深い仕事をしているな」と思い、好感を抱いていた。一体何があったのだろう。ご本人にしか分からない苦悩があったのだろうか。やはり『令和』は何かがおかしい。そして2020年も半分が過ぎ、残り半分が始まったばかり。それなのに、それなのに…。

 

7月18日という日が、京都アニメーション放火事件で亡くなった方々の命日であると同時に、三浦春馬という才能溢れる将来を嘱望された俳優の命日となってしまった事が悲しい。とても悲しい。悲しいニュースは前進する意欲を削ぐ。今日は大人しく過ごす事にした。明日も世間では、悲しく、暗いニュースが流れると思う。身近なところで明るい話題があると嬉しい。しかしそれは、寝て待つ様なものではダメで、自分で明るい話題をクリエイトできる様にならないといけない…と思う訳で。世間に起こる「波」や「雰囲気」に飲まれたら負ける。ちょびっとでいいので、明日は前向きな事をやろうと思う。教習のない休日は久しぶりだ。ライディングの勉強をしつつ、絵を描き、プラモデルに触れよう。飽きたら読書だ。ランニングでもいい。やれる事は結構ある。