2020年6月28日

起床。今日は教習所に通う日。午後からなので、それまでに雨が止んでくれるとありがたい。そして今月でキャッシュレス決済5%ポイント還元が終わってしまうので、アウトドアリサーチのストレンジャービビィを購入しようかどうか、悩んでいる。先日、備蓄していた金(GOLD)の一部を売却したので、現金には少し余裕がある。クビ一歩手前の状態なので、今のうちに買っておくのがいい様な気もしている。中古のプラモデルで欲しいモノもある。今日中に決断しようと思う。

 

雨の勢い衰えず。今日は雨中の教習となる事を覚悟した。ま、普通に乗る様になったらそんな日もあるだろうし、それが早めに来たと思えばいいや。頑張って教習を受けと来よう。

 

本日の教習。雨が止んでくれてよかった…が、やはり苦難続きの内容であった。とにかく基本的な発信・変速・原則・停止がグチャグチャ。自動二輪という乗り物にまだまだ全然慣れていない。頭の中で描く理想の運転とは程遠い有様。こんな状況で上級コースに入ったモンだから本当にグチャグチャ。ウインカー操作が追加され、混乱の度合いが更に上昇。果たして次回の教習までにスムーズな操縦は可能になるのであろうか?…正直、自信はない。しかしハンターカブには乗りたい。この欲求を実現させるためだけに教習を受ける。ハンターカブでお出掛けしたいのだ。

 

そのハンターカブ。教習所の帰りに、実車を注文させていただいたホンダドリームに立ち寄り、実物を見た。初めて見た。スゲーカワイイ…そう、「カッコイイ」ではなく「カワイイ」が第一印象だった。色が赤だったのも理由のひとつなのだが、そのたたずまいがとても可愛らしかったのよ。クロスカブも展示してあったので比較してみたのだけど、クロスカブには「カワイイ」という感情が湧かなかったのだ。別にクロスカブがダメという事ではない。デザインはとても優れていると思うし、カラーチョイスも間違っていないと思う。しかしクロスカブの方が「カッコイイ」感が勝っている感じがしたのね。ドラムブレーキが武骨さを強調している感じがするし。これがディスクブレーキになると、クロスカブも案外可愛くなる可能性がある。ドラムブレーキだと「ポップさ」が薄れる感じがするのね。それが自分の考える「カワイイ感」の違い。赤はいいねえ赤は。店員さんに「色は何にしますか?」って聞かれた時、店員さんが言い切る前に「赤で!」って自分言ってたもん。マットフレスコブラウンがダメな色だとは思わないのだけど、「マット」と書いてある時点で自分はアウトだったのだ。艶消しになると、磨く楽しみを奪われる。自転車もそうなんだけど、磨くのって結構楽しい作業なので、艶を消しちゃうとそれだけで楽しさ半減。ただの「フレスコブラウン」であったら、少し考えたかもしれないけど。そうでなくても自分は赤という色が大好きなので、迷う事なく選択した次第。

 

そのまま実家に立ち寄り、父親が録画しておいてくれたKISSのジーン・シモンズに密着したドキュメント番組を視聴。今の自分にはとても刺激的で、勇気付けられた番組だった。「昨日の自分を超えろ。そうすれば、君はチャンピオンだ」…突き刺さる一言だった。自分は一日前の自分を超える事を意識して生活をしていなかった。そもそも、そういった意識で生活をする事なんて皆無だった。だから停滞しちゃうんだな。ほんの少しでもいいので昨日の自分よりもいい所を今日の自分の中に見出してやらないと「自分」という存在が可哀そうだし、希薄にもなる。御年70になるロックの帝王に学ぶ事柄は多い。ただのミュージシャンではなく、プロデューサーやビジネスマンとしても優れた人物である事を知った。父親の、いい番組をチョイスする鑑識眼にも感心させられた次第。明日からの生活に少しでも変化を付ける事ができたらいいよなあ…何事も「上達」すると面白くなる。それを日々実感する事ができる生活を目指すべし。惰性で時間を消費していたら、何も変化は生まれない。観終わった時、背筋が伸びる思いがした。

 

実家を出て家に戻る最中、虹が見えた。地元で見る虹は何年ぶりだろう。とても綺麗だった。最近のイヤな気分を少しだけ忘れる事ができた。クビになったら、オートバイに乗る時間を増やそう。早いところ免許を取得して、四輪の免許を取った時の様にはせず、しっかりと街中で乗れる様、乗り慣れるために時間を割こう。そしてある程度自信がついたら出掛けてみよう。最初は日帰りでもいい。それでも行きたい場所に行くのだ。教習はハッキリ言ってシンドイ。自分のヘッポコぶりも悲しい。それでも、乗れる様になるまで乗り続ける。そう決めたので、そうする。クルマも少し考えておく。万年ペーパードライバーはヘッポコなのだ。なのでヘッポコを返上するべく、クルマも視野に入れておくべし。別に乗りたいクルマがある訳ではないのだが、あると便利だろうな…と考えているのが軽トラック。積載量と燃費のバランスが最も優れている乗り物だと思うので、目標は軽トラユーザーだ。軽トラにハンターカブを載せれば高速も走れる。目的の場所に到着したらハンターカブで冒険すればよろしい。この様な情景を思い描けばクルマの運転も有意義なものとなり得る。ここでもやはり重要なのは「上達」という事。昨日よりも上手に乗る事ができたら、それでいいじゃないか…様々な物事において「上達」を意識する事は大事なんじゃなかろうかっていう気分になってきたぞ。今年の下半期はそれを意識して日々の生活を楽しんでみたい。さあフロに入って洗濯するぞ!