2020年5月7日

起床。今日から勤務再開。7月まで祝日ナシ。何で6月に祝日を設定してくれないのだろうか。とりあえず通常営業…というか、通常の生活に戻る訳で。

 

今日、理解した事。患者はやはり必要があって来ている訳ではない。午前はいつもベッドが満床になり、部屋の外で待つ患者も出てくる。なので、得に用事がなければ午後に通院する様に一部の患者に促したところ、「午前中はヒマなんだけど、午後は観るテレビがあるからなあ」との応え。そう、つまりは「ヒマだから」病院に来ているのだ。別に怪我を治療しに来ている訳ではない。パチンコ屋に来る客とそんなに差はない。こんな事で我々が納めている健康保険を使われると思うと、本当に腹が立つ。必要性がなく、急を要する訳でもない通院で、過密状態が形成される訳だ。たまったモンじゃない。やはりある程度、患者の通院を制御する権限が必要だと思った次第。基本的に医療サービス提供施設って、来る者を拒む事ができないルールになっていたりするので、本当に必要な方々に適切な診療を行う事ができるルールにしないといけない…ハズなのだけど、やっぱり色々と利権が絡んでくるんだろうなあ。とりあえず、ヒマ潰しで来ている患者に本気で相手する様な事はしたくないし、しない。コストとリターンを考慮する必要がある。

 

今日の帰りは満月が素晴らしかった。空が綺麗なのはイイ。外出自粛の恩恵があるとすれば、大気が綺麗だという事だな。必然的にクルマの走る量が減るので、排気ガスで汚されるという事が少なくなる訳で。綺麗な星や月を見る事ができるというのは、それはそれで中々贅沢な事である様な気もしてみたり。

 

帰宅してポストの中を覗いてみたら、ヒロセ通商からの封筒が入っていて、中を開けてみたら…何とマスクが二枚入っていた!これには驚いたし、感動すら覚えた。そんなに規模の大きい証券会社ではないかもしれないが、顧客のためにこの様なサービスを行える会社、そうはないと思うぞ。同封されていたプリントには「当社では、ようやくマスクの入手ができましたので、心ばかりですがお客様にお届けいたします。少しでもお役に立てれば幸いでございます」と書かれており、経営者の誠実さを感じる事ができた。会社の大事な経営資源・資本を、今の様な大変な時期に、顧客のためにガッツリ使う事ができる企業を自分は応援したい。それに比べて安倍内閣の何と無様で無能な事よ。国民が納めた税金を出し渋り、しかもゴミの様なマスク…まあ実際にゴミがくっついていて回収している訳だが…なんかにアホみたいな予算を投入し、しかもいまだにウチのポストには届いていないという始末。給付金にしたって、一体いつになったら給付されるのか。有事の際に現政権および内閣は全くの役立たずだという事が理解できた。『ニューズウィーク日本版』に掲載されていたある記事で、「アベノマスク」は第二次世界対戦時の日本軍が立案・実行した「風船爆弾」とニュアンスが似ていると書いてあったが、一理ある。スゴいアイデアだと確信してやってはみたけど、結果的にはノーリターン的な。とにかく安倍政権は「権利」が欲しいだけであって、国民の生活は基本的にどうでもいいんだな…という事がよ~く分かった。進次郎も地元の後援会が大事であり、コロナ対策は代理人出席で十分だと考えていた訳でしょ?「ひとつの命」よりも「たくさんの票」を優先させた訳でしょ?ヒロセ通商さんの様な事はできていない訳でしょ?仮に世間でヒロセ通商という一企業の評判が悪かったとしても、この様な時代背景の時に、こんなサプライズサービスをしてくれたら、そりゃあ嬉しくもなるでしょう。このマスクは、職場でありがたく、そして大事に使わせていただきます。