2019年10月26日

起床。さすがに今日は晴れるでしょう。久しぶりに自転車で出勤できる。

 

職場では一応、患者の利益を考えて仕事をしてはいるのだが、それを積極的に行うと、上司に怒られる。これは毎度のパターン。今日も上司にこっぴどく注意された。病院側で責任を負いたくない模様。だから患者に感謝される事を行うと、基本的に怒られる。なので褒められた事がない。少し前までであれば、かなり凹んでいたのだけど、最近になってから「ま、別にいいか」と思える様になった。

 

目線が人間目線だと、ヒトに対していい事を行いたい、褒められたい、尊敬されたい…といった欲求が増えていくのだが、これを害虫や害獣の目線で物事を考えると、明らかにヒトは害悪そのもの。奴等の憎悪の対象になる。これを更に目線を変え、自然や地球の目線まで持っていくと、これはもう完全にヒトの存在は悪でしかない。つまり、いくら自分がよかれと思ってやった事で怒られたとしても「結局自分はヒトではないか。基本的に存在そのものが悪の様な生き物ではないか。だとしたら、これくらいの事で怒られても別に問題はないではないか。実際、過去に蚊やゴキブリやネズミを大量殺戮しているではないか。どうでもいいじゃあないか」…と、かなり吹っ切れる。極論と言われるかもしれないが、それもどうでもいいです。この様に考えるだけで、かなりの事柄に対して寛容になれるし、細かいストレスを気にしなくて済む様になる。基本、自分という存在は悪なのだ。何をしてもいいという訳ではないが、自分自身の正義…というか真実に則って行動すればよろしい。今日怒られたのだって、自分の真実に従って行動した結果怒られたのだから、それは仕方がない。上司には上司の論理・倫理があるのだろうが、たぶんそれは自分の真実とは交わらない。だからどうした。とりあえず帰宅したらパスタでも食べるか。中古プラモデル屋のサイトで掘り出し物を物色するのも楽しそうだな…といった感じで思考する事がかなりできる様になってきたので、いくらか気分がイイ。帰宅中の自転車の上で、とても深い呼吸をしていた事に気付いた時、とても清々しい気持ちだったのが嬉しいポイント。この日記を楽しんで書く事ができている今の時間も気持ちイイ。これからパスタ食べるよ。

 

午後の読書時間はとても有意義だった。とてもよい本に出会う事ができた。グラッと来る本を見付けた時の感動が、最近はとても大きい。テレビを全く観なくなったおかげで読書の習慣が完全に根付いた。世間の流行には疎くなったが、それ以上に得るものが増えたと思うので、特に問題はない。むしろテレビは弊害の方が大きい様な。今はとにかく読みたいタイトルが多い。頭を耕すにはもってこいのメディアだ。寝る。