2019年10月13日 - crazy-bicの日記

起床。今、雨と風は収まっている。街の様子が知りたいので、ランニングがてら散策してみようと思う。今のところ外は静かだ。

…で、ラジオでさかんに報道していた、氾濫した河川の様子を見に行く為、普段とは反対の方向に走った。足元が濡れている箇所があるかもしれないと思い、普段は雨の日の通勤に使用しているクラウドフライヤーWPを履いて走った。コレ履いてまともに走るのは初めて。

昨日食べたパスタがまだ完全に消化されていないらしく、腹が重い状態がずっと続いていたが、ならばゆっくり走ればよいと割り切り、超スローペースで刻む。見学した河川は二つ。ひとつはすぐ近くを流れている川で、その近辺の住宅には土嚢が積まれてあったが、浸水した感じはなく、とりあえずは無事だった模様。何よりである。

二つ目の川がメインターゲット。やっぱり見た目に濁流が凄い。橋の上には見物人がそこそこいて、デジカメや携帯電話で写真を撮っていた。それだけ凄い増水っぷりだという事で、なかなかお目にかかれないシロモノでもあったという訳で。周囲はとても落ち着いていて、大きな被害は（自分が見た範囲では）無かった模様。

今回の台風は、感覚的に国民的行事っぽい雰囲気もあり、とにかく社会が一丸となってこの未曾有の天災を乗り切ろうといった空気が流れており、個人的には、そんなに悪い気分ではなかった。この様な空気感がキチンと形成されれば、日本という国は、もっと良くなると思うのだが、いかがなものだろうか。こんな日にムリしてまで会社に行って働く必要はないし、本当に必要とされている方々におまかせしていいと思うのだけど。それぞれにできる事とできない事があるので、こんな大きい台風が上陸する日に需要のある業種なんて本当に限定される訳だから、ムリして動いてむしろ周囲に迷惑をかける様な行為は慎むのが当然であり、安全第一で行動するのが適切だと思った次第。

復路は腹の具合も軽くなったので、少しペースを上げて走った。脚の運びは全くもって普通。相変わらずのOnクオリティー。走っていて足元が気にならない。とにかく集中して、かつ周囲の景色を楽しみながら走る事ができた。Onのスーパーノーマルっぷりの見事さは本当に凄い。翌日のダメージの少なさも含め、何を履いても文句なし。タイムを気にする方々は色々と気にする項目が多いと思うが、自分は1分1秒を削る様な事は求めていないので、楽しく、そして長く走る事ができればそれでいい。ズームフライの様な未知なる体験を提供してくれるシューズも好きだけど、毎日走るのであれば、とにかく普通である事が大事。

コツコツと進めていたプラモデルがようやっと完成した。とても小さいアイテムなのだが、キッチリ作ろうとすると結構な手間をかけないといけない。その手間の為に時間がかかってしまった。それでも完成すると、やっぱり嬉しい。達成感も味わえる。次は何を作ろうか。色々とあり過ぎて困る。在庫が死ぬほどある。そもそも、ストックしてあるプラモデル、生きている間に全て完成させる自信がない。それでもまだまだ欲しいプラモデルが存在する。もはやコレクションと化している。いざとなったら売却すればいい…のだけど、思い切りが必要になるだろうなあ。ペースを上げないと、作りたいモノばかり増えてしまう。プラモデルを素早く、かつ上手に作る技術が欲しい。

今日という日の残り時間も少なくなった。此間の水曜日はグダグダしてしまい、次の日にそれをとても悔やんだので、今日と明日は納得の行く時間の使い方をしたい。今のところ充実している。

夜。近所のドラッグストアに買い物に行く途中。時々見かける、よくなつくネコを久しぶりに発見。台風をものともせず、しぶとく生きていてくれた。呼ぶとこちらに寄ってくる。しばし和む。やはりネコはイイ。柔らかくて優しい感触を堪能する。実家のネコは元気だろうか。明日あたり、会いに行こうか。

そのドラッグストアだが、菓子パンと即席麺が全滅状態。マスコミの威力を思い知る。台風が接近しているから食料品や生活必需品の備えをしておく様に…と、散々報道されていた訳だが、コレ、穿った見方をすると、消費税増税をしたけど消費が落ち込むとマズイので、台風をエクスキューズとして利用し、庶民にモノを買わせよう…という国側の仕込みと捉える事もできやしないかい？都合のいい出来事は何でも利用し、消費に対するアレルギーを緩和する。こんなシナリオがあってもおかしくはあるまい。乗せられるのが嫌なので、自分は台風前の買い込みを行わなかった。投資収益率が悪い買い物である。買ったはいいけど食べない可能性が十分にある。だったらそのお金で自分は本またはプラモデルを買うね。そちらの方が満足度が高いし、将来的な収益も十分に期待できる。今回の台風で、ウチの借家はオンボロだけど、それに耐える力がある事が分かったので、来ると分かっている災害時、無闇に食料品の買い溜めを行わなくてよいという事が判明。もっと有意義な事にお金を使おうと思った次第。