2019年9月29日

最近、電通が気になる。

正直、あまりいい噂を聞かないし、印象もよくない。それでも大きなイベントを仕切っているのは間違いない。大手企業の広告を一手に受けているので世間的な需要もあるのだろう。現在行われているラグビーワールドカップ電通が仕切っているとの事で、注目せざるを得ない。

 

関連する書籍を何冊か読んでみたが、基本的に悪い事しか書いていない。電通はメディアを裏で支配しているマフィア的な存在である、と。

 

だからこそ、実は投資対象として魅力的なのではなかろうかと。

 

電通がメディアの権力を掌握しているのであれば、電通の株を所持する事イコール権力の所持という事であり、これは「稼ぐ」という事を念頭に置いた時、物凄く大きな力になるのではないか。世間というものは基本的に、潔癖だと稼ぐ事ができない構造になっている事を知った以上、この様な(世間的に言われている様な)悪の組織に投資をする意義があるのではないかと。

 

来年の東京五輪に関しても電通が暗躍しているのは間違いない事実。世間的に耳目を集める催事には、必ず裏に電通が関与していると思っていいだろう。社員の過労死の問題も一時期話題にはなった。そんなブラックな企業ではあるが、だからこそ、投資する価値があるのだと判断した。

 

世の中はホワイトなものだけで成立している訳ではなく、光もあれば影もある。戦争がなくならないのは、それで利益を上げている存在がいるからだ。つまり戦争とはビジネスであり、ビジネスという概念が存在する以上、全てがホワイトであるという事は考えにくい。そもそも製薬会社だって、表向きにはホワイトかもしれないけど、「毒」を製造している訳なので、かなりブラック。日本国内の医療費が過去最高を記録したらしいが、これに関しても官民の癒着が裏にはある訳で、本当に医療費を削減したいのであれば、高齢者の負担費用を5割以上にすればいい訳で、これ以上若い世代に負担を強いる様な事をしなければよろしい。しかしそれを実行すると選挙に勝てなくなるので絶対にやろうとはしないだろう。国もブラックなんだよ。

 

だから、悪いヤツに投資をしてリターンを得るという考えが思い浮かんだのだ。日産自動車はメディアに散々叩かれたので投資対象とはなり得ないが、電通の場合、都合の悪い事が発生した時、メディア側に働きかけてもみ消す事ができるだけのパワーを持っているので実に強力。売り叩かれる心配がない。今年はラグビーで儲け、来年は五輪で儲け、年内に衆議院議員選挙が開かれればそれでも儲け、憲法改正国民投票が行われればそれでも稼ぐ事ができる。サッカーのワールドカップでも稼ぐしね。金のなる木をいくらでも持っているのが電通という企業。自分で書いていて、本気で投資対象として魅力的に思えてきたよ。「悪に投資をする」という発想は、あながち間違ってはいないと思う。

 

ランニング。2時間30分。呼吸は最後まで余裕があったのだが、脚が売り切れてしまった。もっと筋持久力を向上させないとイカン。とにかく、エンデュランス能力を高めたい。タフになりたい。